騙されるな！ソニー不動産での不動産売却をする際の２つの注意点

「ソニー不動産を利用すれば、本当に高く売れるの？」

「ソニー不動産は悪い評判が多い？売却を任せて大丈夫？」

など、ソニー不動産に対して疑問を持っている方は多いです。

ソニー不動産は独自の売却手法とテクノロジーの活用により、多くの注目を集めている不動産会社になります。

しかし、ソニー不動産だけで売却を進めても、必ず高く売れるわけではありません。

他の一括査定サービスを併用するなど工夫が必要です。

そこで本記事では、ソニー不動産の評判や注意点、併用するべきサービスなどについて紹介しています。

この記事を読むことで、ソニー不動産が自分に合う業者か判断がしやすくなります。

ぜひ、ご覧ください。

１．SRE不動産（旧ソニー不動産）とは？

ソニー不動産は、ソニーグループのSRE不動産のサービスです。

2014年からサービスを開始し、関東・関西を中心に仲介・買取を行っています。

売却専門のエージェントとAIを活用した価格査定によって、高値での売却が可能です。

自社調査の顧客満足度で93%（2020年7月）、他社のアンケート調査でも「価格の納得度」や「信頼度」においてNo.1を獲得するなど、多くの支持を得ています。

ソニー不動産の特徴

ソニー不動産の主な特徴は、次の4点です。

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

特徴１.仲介手数料割引

ソニー不動産は、仲介手数料の割引制度を設けています。

契約内容が専任媒介であれば、通常の仲介手数料から最大5万円の割引です。

仲介手数料はまとまった金額になりがちですが、最大5万円も割引があれば、売主としては非常に助かります。

コストを軽減できるお得な制度です。

特徴２.個別相談無料

ソニー不動産は個別相談を無料で実施しています。

査定や売却方法、住み替えなど、さまざまなことを相談することが可能です。

対面での相談だけでなく、電話やメールでも気軽に質問ができます。

特徴３.エージェント制度

ソニー不動産は、売却専門のエージェント制度を設けています。

一般的な不動産会社は、売主・買主双方をサポートすることが多いので、売主に100%寄り添うことができません。

しかし、ソニー不動産は売主のみをサポートするので、100%寄り添った売却活動ができます。

売主の味方になるため意見や要望が通りやすく、高く売却することが可能です。

特徴４.AI診断

※ソニー不動産HPより

ソニー不動産は、ソニーが開発したAIを活用して査定を行っているのも特徴です。

業界最高水準の精度を誇るAIが、ビッグデータをもとに売却の推定価格を算出します。

人よりも速く正確に算出でき、物件のポテンシャルを最大限に導き出すことが可能です。

このような特徴から、ソニー不動産は高い満足度と確かな実績を出し続けています。

２．ソニー不動産での一括査定を利用する際の注意点

ソニー不動産を利用する際は「他の一括査定サービスとの併用」をおすすめします。

そうすることでソニー不動産を最大限活用でき、良い条件で売却しやすくなるからです。

ここでは、ソニー不動産の2つの注意点について紹介します。

それぞれの注意点について詳しく見ていきましょう。

注意点１．査定できる企業が自社しかない

注意点の1つが、査定できるのはソニー不動産1社しかないことです。

そのため、他の一括査定サービスのように、複数業者で比較することができません。

ソニー不動産の査定額しかわからないため、高いのか安いのか判断がしづらいのが懸念点です。

ソニー不動産の査定は自社のみが対象となるため、複数業者で比較する場合は他の一括査定サービスと併用する必要があります。

併用するサービスの詳細は、第4章で詳しく説明していますのでご覧ください。

注意点２．査定対象エリアが少ない

ソニー不動産の注意点として、査定対象エリアが少ないことが挙げられます。

ソニー不動産の査定対象エリアは、以下のとおりです。

上記エリア外の物件だと査定することができません。

他の一括査定サービスに比べると対象エリアが限定的なので「わざわざソニー不動産でなくてもいい」となってしまいます。

ソニー不動産を利用する際は、まず物件のエリアが対象かどうか確認することが必要です。

３．利用者はどう思ってる？ソニー不動産の評判・口コミをチェック！

ソニー不動産の悪い評判・良い評判を知ることで、自分に合う業者か判断がしやすくなります。

利用者の評価がわかり、実態を掴みやすくなるためです。

ここでは、ソニー不動産の悪い評判と良い評判を紹介していきます。

ソニー不動産の悪い評判

ソニー不動産は、対応の仕方に関して悪い評判が見られます。

利用者がどのような点でマイナスな評価をしているのか、以下3つの悪い評判について確認していきましょう。

担当者の対応が悪すぎる

担当者の対応が悪かった

みん評

残念ながら、ソニー不動産の評判を見ていると「担当者の対応が悪い」という内容が少なくありません。

「上から目線で接してきた」「高く売ろうとする姿勢が感じられない」などの意見もあります。

ソニー不動産に限ったことではなく、優秀な社員とそうでない人がいる業者は多いです。

対応が悪い担当者にあたった場合は、すぐにソニー不動産に連絡をして担当者を変更してもらいましょう。

問い合わせ先：0120-213-919

売却までにとにかく時間がかかる

売却までに時間がかかった

みん評

不動産を売却するまでにかかる時間は、一般的に3ヶ月〜6ヶ月程度です。

しかし、物件や市況によっては1年以上かかることもあります。

他の不動産会社に売却を頼んでいたとしても、売却期間が長くなる可能性は十分にあるので、余裕を持って売却を進めることが大切です。

少しでも早く売却したい場合は、買取業者を探すことをおすすめします。

そのため、ソニー不動産での査定とHOME’Sなどの他社買取サービスを併用するようにしましょう。

査定後連絡が返ってこない！

査定をした後から連絡が途絶えた

みん評

査定をするまでは積極的で、査定を終えたら音沙汰がなくなったというものです。

ソニー不動産に限らず、他の不動産会社でもこのようなことはあります。

業者は、物件の価値が低く取り扱うメリットが少ないと判断するためです。

このように、条件が悪いとわかると急に放置する業者もあるので注意しましょう。

連絡が返ってこない場合は、担当者や事務所に何度も連絡をするか、別の業者へ変更するのがおすすめです。

ソニー不動産の良い評判

上記のような悪い評判がある一方で、売却価格やスムーズなやり取りについての良い評判も見られます。

利用者がどのような点に魅力を感じているのか、以下2つの評判を確認していきましょう。

思ったより高く売れた

「思ったよりも高く売れた」「予想よりも高かった」などの良い評判も多く見られます。

ソニー不動産は、ビッグデータをもとにAIで査定を行い、売却に特化した専門エージェントがサポートをするため高値売却が可能です。

自社のみで買主を探すのではなく、他の仲介会社にも広告を出してもらうので、買主が見つかる可能性が高くなります。

売主にとって高く売れることは何よりも嬉しいことです。

ソニー不動産の評判を見ると「高く売れた」という口コミが多く見つかります。

スムーズに話が進んだ

「スムーズに話が進んだ」「手続きが円滑だった」などの良い評判も目立ちます。

ソニー不動産は多くのノウハウを持ち、売却専門のエージェントがいるため、打ち合わせから売却までスムーズに進めることが可能です。

初めての方でも安心して任せることができます。

売却の流れ

ソニー不動産の売却の流れは、次の5つです。

それぞれの流れについて見ていきましょう。

流れ１.問い合わせ

まずは、ソニー不動産へ問い合わせをします。

公式サイトにアクセスをして物件の査定依頼をしましょう。

いくつかの項目に回答するだけですぐに査定してもらえますので、仕事で忙しい人でも手軽にできます。

流れ２.査定〜媒介契約締結

査定を行い、査定金額や売却方法に同意をしたら、媒介契約を結びます。

専任媒介契約だと仲介手数料が最大5万円割引です。

契約を結ぶ前に、費用面や今後の流れを確認します。

流れ３.販売活動

さまざまな広告を出し、多くの人に物件を知ってもらいます。

物件に興味がある方がいれば、内覧などを行い対応します。

高く売るためにも内覧ができる状態にすることが大切です。

同居している人と相談して、少しでも早く・高く物件が売れるように力を合わせることが大切になります。

流れ４.申し込み〜売買契約

買主から購入申込書を受けとったら、条件調整を行い、納得のいく内容で売買契約を交わします。

流れ５.代金受領、引き渡し

代金の受け取りや引き渡しを行います。

最後まで売却エージェントがサポートをしてくれるため安心です。

４．【結論】出来るだけ高く売りたいなら他の一括査定サービスを使おう！

不動産を高く売りたいのであれば、ソニー不動産と合わせて他の一括査定サービスを使うことをおすすめします。

ソニー不動産は大手で実績もありますが、複数業者で比較ができません。

そのため、ソニー不動産1社で話を進めてしまうと、他社より100万円安くても気づけない可能性があります。

少しでも高く売るには、複数業者での比較が必須です。

ソニー不動産に加えて、イエウールやHOME4Uなどを利用し、多くの業者を比べてみてください。

そして、最も条件が良い不動産会社を利用しましょう。

ソニー不動産よりおすすめの一括査定サイトはこの2つ！

ソニー不動産以外におすすめの一括査定サービスは「HOME4U」と「イエウール」です。

以下は、3つのサービス内容の比較表になります。

ソニー不動産は自社のみでの査定となりますが、HOME4Uやイエウールは1,500〜1,600社以上の不動産会社から最大6社で査定が可能です。

次に、HOME4Uとイエウールについて詳しく見ていきましょう。

イエウール

イエウールは、提携不動産会社数が1,600社以上で利用者数が1,000万人を超える、国内最大級の一括査定サービスです。

利用者からのクレームが多い業者を排除するイエロカード制度があるので、優良な業者が多く集まっています。

地方物件にも強く、満足度の高い査定・売却が期待できる一括査定サービスです。

HOME4U

HOME4Uは、提携不動産会社数が1,500社以上でNTTグループが運営する一括査定サービスです。

日本で初めて誕生した一括査定サービスで、累計の売却査定数は40万件を超えています。

採用基準が厳しく優良な業者が多いので、高く早く売ることが可能です。

電話相談窓口が用意されているため、困ったことや疑問を気軽に相談できます。

多くのノウハウがあり、良い条件での売却が期待できる一括査定サービスです。

５．一括査定でよくあるQ&A

よくあるQ＆Aを知っておくことで、しつこい営業電話を受けた場合に素早く対処することが可能です。

また、嫌な思いをせずに査定・売却を進めることができます。

ここでは、一括査定でよくあるQ＆Aについて見ていきましょう。

しつこい営業電話の対処方法

一括査定サービスを利用した場合に困るのが、しつこい営業電話がかかってくることです。

すべての不動産会社から電話があるわけではありませんが、しつこい業者は少なくありません。

しつこい営業電話を受けた場合は、以下3つの対処法を実行してください。

まずは、不動産会社に対して明確に断りを入れましょう。

「他社で進めるので、もう結構です。」

「迷惑なので、これ以上かけてこないでください。」

など、曖昧な言葉ではなく、明確の言葉で断ってください。

断っても営業電話が続く場合は、一括査定サービス運営会社にクレームを入れましょう。

運営会社が業者に注意をしたり、一括査定サービスから排除するなど何らかのペナルティを貸す可能性があります。

また、利用者の代わりに断ってくれるサービスもあるので安心です。

あまりにもひどい営業電話の場合は、監督官庁への通報も検討しましょう。

監督官庁へ通報をすれば、業者に対して業務停止などの行政処分が下される可能性もあります。

業者にとって、1番されたくないことですので効果的です。

しつこい営業電話を受けた場合、ここで紹介した3つの対処法を実行してください。

まとめ

ここでは、ソニー不動産の評判や注意点、特徴などを紹介しました。

ソニー不動産は実績やノウハウがある魅力的な業者です。

しかし、査定は1社のみとなるため、高く売るためには一括査定サービスとの併用がポイントになります。

イエウールやHOME4Uなどと併用し、複数業者で条件を比較するようにしてください。

そうすれば、そうでない場合に比べて100万円以上高く売れる可能性があります。

不動産売却を考えている方は、早速、一括査定サービスと併用して査定依頼を出してみましょう。