「新居を選んでいるけど、鬼門が気になる」
「鬼門や裏鬼門にキッチンやトイレがあることはいいの?悪いの?」
など、鬼門や裏鬼門について、疑問や不安を抱いているのではないでしょうか。
鬼門や裏鬼門は古くから言い伝えられるもので、多くの人が意識をして物件選びや間取り変更をしています。
鬼門や裏鬼門を知らずにいると、予期せぬトラブルに巻き込まれるかもしれません。
そこで本記事では、主に以下3点についてわかりやすく解説しています。
- 鬼門や裏鬼門について
- 鬼門や裏鬼門でやってはいけないこと
- 鬼門除け・鬼門封じの主な方法
この記事を読むことで、鬼門や裏鬼門を理解し、安心して物件選びや間取り変更ができるようになります。
ぜひ、参考にしてください。
1.鬼門と裏鬼門についてわかりやすく解説!
鬼門や裏鬼門の基本的内容を知ることで、家選びや間取り、家具配置などに気を遣えるようになるでしょう。
それにより、これまで抱えていた問題を解消できる可能性があります。
鬼門と裏鬼門は、住まいの風水において基本であり、重要なものです。
鬼門と裏鬼門がどの方角で、どんな扱いとされているのか確認していきましょう。
1-1.鬼門は北東
鬼門とは北東の方角のことです。
元々は中国から伝わった方位で、陰陽道の考えから「鬼が出入りする場所」として、万事に忌むべき方角・不吉な方角とされています。
昔、中国の豊かな土地を求めて、異民族が北東側から侵略したこともあり、北東が災いをもたらす方角となりました。
鬼門は表鬼門とも呼ばれ、家の中心を基準として北東側が邪気の溜まりやすい場所と考えられています。
そのため、鬼門となる北東に特定の物を置いたり、間取りに気を遣わないと運気が乱れ、生活に影響が出るとされているのです。
1-2.裏鬼門は南西
鬼門と反対の方角である南西は裏鬼門になります。
鬼門は鬼が入ってくる方角で、裏鬼門は鬼が出ていく方角です。
陰陽道においても、北東(鬼門)と南西(裏鬼門)は陰陽の狭間となり、運気が不安定になるとされています。
そのため、鬼門同様、裏鬼門も万事に忌むべき方角・不吉な方角です。
陰陽道では鬼門と裏鬼門を、以下のように干支で表しています。
- 鬼門(北東):丑寅(うしとら)
- 裏鬼門(南西):未申(ひつじさる)
また、角度は東西南北を30度とし、鬼門と裏鬼門を60度するのが一般的です。
人や流派によっては、8つの方角を均等に分け、すべて45度ずつで考えることもあります。
鬼門同様、裏鬼門も不吉な方角とされているため、設置するものに気を遣うことが重要です。
2.鬼門に三備を設けると起こりえる影響
三備とは、玄関、キッチン、トイレのことであり、「鬼門や裏鬼門には三備を設けず」とよく言われています。
鬼門や裏鬼門に三備を設置すると、家相が凶相になると考えられているためです。
また、財産や人間関係など、住む人にさまざまな悪影響が出るとも言われています。
鬼門や裏鬼門に三備を設けた場合の影響を知れば、鬼門や裏鬼門の影響力がわかるとともに、これらの影響を回避できるようにもなるでしょう。
以下は、鬼門に三備を設けると起こりえる3つの影響です。
- 財産に関する問題が起きる
- 人間関係に関する問題が起きる
- 病気などの問題が起きる
それぞれの影響について、1つずつ確認していきましょう。
2-1.財産に関する問題が起きる
鬼門に玄関やキッチン、トイレ、お風呂などの水まわり部屋を設けてしまうと、財産や不動産に関する問題が起きると言われています。
鬼門に三備を設けて家相が悪いと、財産運や不動産運が悪くなるためです。
財産運や不動産運が悪くなると、次のようなことが起こりえます。
- 財産を散財してしまう
- 財産について家族や親族で揉める
- 財産をだまし取られる
- 財産をかなり安値で手放すことになる
- 投資で大損してしまう
- 家が雨漏りしてしまう
- 不動産の価値が大きく値下がりする
- 災害で家が大きな損害を受ける
このようなことが実際に起きたら、家計に大打撃を与えるだけでなく、一家離散のような状況も生み出しかねません。
鬼門に三備を設けない間取りにすれば、このような影響を回避できるとされています。
2-2.人間関係に関する問題が起きる
玄関やキッチン、トイレの三備が鬼門にある場合は、人間関係に問題が生じるとも言われます。
家相が悪いと、住人全員に悪影響を与えるためです。
具体的には、鬼門に三備があることで、次のような問題が起こりえます。
- 夫婦ゲンカが絶えない
- 兄妹ゲンカが絶えない
- 嫁姑がギスギスしている
- 親族と仲が悪くなる
- 子どもが極端に反抗的な態度をとる
など、いろいろな人間関係に悩まされることになるでしょう。
家族間の人間関係が悪化した場合は、家の中全体の雰囲気が悪くなってしまい、快適な生活が難しくなります。
離婚する可能性も出てくるかもしれません。
人間関係は1度亀裂が入ると、修復は簡単ではないものです。
三備が鬼門にあると、人間関係に関するトラブルを抱える恐れがあるため、気をつけましょう。
2-3.病気などの問題が起きる
三備が鬼門にあると、病気などの問題が起きるとも言われています。
家相が悪いことで、健康運も悪化してしまうためです。
具体的には、次のような問題が起こりえます。
- 子どもが風邪を引きやすくなった
- 家族全員が原因不明の体調不良になる
- 疲労感がとれない
- 子どもの元気がなくなる
- 家族が大きな病気にかかる
健康問題は家族全員に影響が出る可能性がありますが、特に体力が弱い子どもは注意が必要です。
玄関やキッチン、トイレの三備が鬼門にある場合は、このような影響にも気をつけなくてはいけません。
3.鬼門と裏鬼門の方角でやってはいけない7つのこと
鬼門や裏鬼門は、エネルギーの通り道であるため、汚れやゴミが溜まりやすい部屋や設備、物を置いてはいけません。
不衛生な環境になると、マイナスのエネルギーが溜まり、住む人の運気が下がってしまいます。
鬼門と裏鬼門でやってはいけないことを知っておけば、運気が下がるのを回避することが可能です。
以下は、やってはいけない7つのことになります。
- 「キッチン」がある
- 「浴室」がある
- 「トイレ」がある
- 「玄関」がある
- 「大きな窓」がある
- 「ゴミ」が溜まっている
- 「骨董品」がある
それぞれの内容について、確認していきましょう。
3-1.鬼門と裏鬼門に「キッチン」がある
鬼門と裏鬼門の方角でやってはいけないことの1つが、キッチンを設置することです。
キッチンは、食器の汚れや生ゴミ、油汚れやニオイが出やすい場所なので、鬼門にあると気の流れが悪くなるとされています。
また、裏鬼門の南西方角は、西日の影響で食べ物が腐りやすいため、鬼門も裏鬼門もキッチンはNGです。
既に、鬼門や裏鬼門にキッチンがある場合は、以下の対策が効果的と言われています。
- 換気をして風通しをよくする
- ゴミ箱にフタをしてニオイを遮断する
- 遮光カーテンで西日から守る
- こまめに掃除をして清潔に保つ
汚れやニオイが溜まりやすいキッチンは、鬼門や裏鬼門にあってはならないものの1つです。
3-2.鬼門と裏鬼門に「浴室」がある
浴室を鬼門や裏鬼門に設置することも、やってはいけないことの1つです。
浴室は、水垢や石鹸カス、カビなど、何かと汚れが溜まりやすい場所ですし、洗面所のバス用品や洗濯用品など、散らかりやすい場所でもあります。
鬼門や裏鬼門に汚れが溜まりやすい浴室があれば、家の中の気の巡りが悪くなってしまうのです。
また、鬼門に多くの水を使う設備があることで、家族や親族から何かにつけ水を差されるとも言われています。
さらに、鬼門の方角である北東は、人間の体で骨や関節を意味しており、浴室があると疾患を抱えやすいとも言われているため、気をつけましょう。
既に、浴室が鬼門にある場合は、換気をよくし、掃除や片付けをして常に清潔な状態を保ってください。
3-3.鬼門と裏鬼門に「トイレ」がある
鬼門や裏鬼門にトイレがあるのも、やってはいけないことです。
トイレはどの場所でも家相が悪いとされますが、鬼門にある場合は、大変運気が悪いと言われています。
トイレは汚れが溜まりやすくニオイもあることから、衛生的な場所ではないためです。
そのため、鬼門や裏鬼門にトイレがあれば、相当運気が下がり、いろんな災いが起こる恐れがあります。
既に、鬼門や裏鬼門にトイレがある場合は、こまめに換気や掃除をして、消臭剤なども置いておきましょう。
鬼門や裏鬼門に、1番置いてはいけないものがトイレとも言われるほど、凶作用が大きいものです。
3-4.鬼門と裏鬼門に「玄関」がある
玄関は三備の1つであり、鬼門や裏鬼門にあってはいけないものとされています。
玄関は人が出入りするため、汚れが溜まりやすい場所です。
また、外気が入ってくる場所で、間取りが引っ込んでいる(欠け)ため、悪い気を家の中に流し込み、凶相につながると言われています。
鬼門や裏鬼門に玄関があると、家の中が悪い気でいっぱいになるため、鬼門除けで対策をしましょう。
3-5.鬼門と裏鬼門に「大きな窓」がある
鬼門や裏鬼門に大きな窓があるのも、よいとされていません。
窓は、玄関同様、外気が入ってくる場所であり、外からマイナスのエネルギーが流れ込んでくると言われています。
また、北東方向は夏の陽が長く冬は北西風に晒されて、南西方向は夏の西日など、室内のコンディションでストレスも感じるでしょう。
マイナスのエネルギーが家の中に溜まらないように、鬼門除けが大切になります。
鬼門や裏鬼門に大きな窓がある場合は、気をつけましょう。
3-6.鬼門と裏鬼門に「ゴミ」が溜まっている
鬼門や裏鬼門でやってはいけないことの1つが、ゴミを溜めることです。
ゴミが溜まっていると、マイナスのエネルギーも溜まりやすく、運気が下がると言われています。
鬼門や裏鬼門に限ったことではありませんが、家の中にゴミが溜まって不衛生な場所をつくらないようにしましょう。
不衛生な環境にはマイナスのエネルギーが溜まるため、いろんな悪影響を及ぼす可能性があります。
特に、鬼門や裏鬼門にはゴミを溜めないようにしましょう。
3-7.鬼門と裏鬼門に「骨董品」がある
鬼門や裏鬼門に骨董品があるのも、やってはいけないことです。
骨董品は、作り手や使い手の念がこもり、鬼が取り付きやすい物と言われています。
鬼門や裏鬼門に骨董品があると、マイナスのエネルギーが溜まり、様々な問題が起きるでしょう。
骨董品に限らず、人の形をした人形も同様です。
骨董品などを家の中に置く場合は、鬼門や裏鬼門を避けるようにしてください。
4.鬼門と裏鬼門の方角でもやっていい3つのこと
鬼門と裏鬼門がNGの場所ばかりではありません。
鬼門や裏鬼門にあっても、大きな問題はないとされる部屋やスペースもあります。
これらを把握すれば、間取りづくりがしやすくなり、気が楽になるでしょう。
以下は、鬼門と裏鬼門でも大きな問題がない3つの部屋・スペースです。
- 「寝室」があるのは大丈夫
- 「リビング」があるのは大丈夫
- 「書斎」があるのは大丈夫
※家相の流派によって異なります。
1つずつ、確認していきましょう。
4-1.鬼門と裏鬼門に「寝室」があるのは大丈夫
鬼門や裏鬼門に寝室があることは、特に大きな問題はないとされています。
ただし、大きな窓がある場合はマイナスのエネルギーが入ってくるため、カーテンをしたり、鬼門除けをするなど対策が必要です。
また、寝室自体が不衛生な場所にならないように、こまめに掃除をして常に清潔を保ちましょう。
鬼門や裏鬼門に寝室があることは、キッチンやトイレがあるよりも、大きな問題にはなりません。
4-2.鬼門と裏鬼門に「リビング」があるのは大丈夫
リビングも、鬼門や裏鬼門にあっても、大きな問題はないとされています。
リビングは東北の方角と相性が良いとされており、お金が貯まりやすくなると言われているためです。
ただし、リビングには大きな窓があったり、ゴミやホコリが溜まりやすい場所でもあるため、こまめな掃除が必要になります。
また、植物を置いたりすれば、マイナスのエネルギーが入り込み、溜まるのを回避できるでしょう。
4-3.鬼門と裏鬼門に「書斎」があるのは大丈夫
鬼門と裏鬼門に、書斎があっても大丈夫とされています。
基本的に、書斎はどの方位でも問題がないとされるスペースだからです。
ただし、他の部屋同様、ゴミやホコリが溜まらないように、清潔に保つことは必須になります。
家の中に書斎スペースを設ける予定の場合は、鬼門や裏鬼門でも問題はありません。
5.【全9種】鬼門除け・鬼門封じに覚えておきたい主な方法
ここで紹介する方法を知れば、鬼門や裏鬼門の邪悪な気を払えるようになり、不安を解消できるでしょう。
鬼門除け・鬼門封じの主な方法を知っておけば、鬼門や裏鬼門も怖くありません。
以下は、鬼門除け・鬼門封じに覚えておきたい9つの方法です。
- きれいに掃除する
- 盛り塩を置く
- 南天を植える
- 柊を植える
- 神社でもらったお札を貼る
- 猿の置物を置く
- 照明を明るくする
- 鏡で鬼門除けをする
- 窓や扉を開けっぱなしにしない
気になる鬼門除け・鬼門封じがあれば、早速取り入れましょう。
5-1.きれいに掃除する
鬼門除け・鬼門封じに覚えておきたい方法の1つが、きれいに掃除をすることです。
鬼門や裏鬼門に、汚れやホコリがあり不衛生になると、マイナスのエネルギーが溜まって運気が下がってしまいます。
何よりも清潔に保つことが、邪気を払う1番の対策です。
毎日掃除を行い、ゴミ箱は置かないようにしましょう。
また、換気も意識的にするようにしてください。
5-2.盛り塩を置く
盛り塩を置くことも、鬼門除け・鬼門封じとして覚えておきたい方法です。
塩は場を浄化する作用があるため、邪気を払ってくれます。
神様へのお供え物の意味もあるため、毎日取り換えるのが理想です。
用意するのは、塩と小皿なので、それほどコストもかかりません。
玄関先やトイレの隅など、各所に盛り塩を置きましょう。
5-3.南天を植える
鬼門除け・鬼門封じで覚えておきたい方法が、南天を植えることです。
南天には、邪気を払う力があるとされており、鬼門には白い南天、裏鬼門には赤い南天を植えます。
南天の名前から、難を転じるものと考えられており、古くから魔除けに使われている植物です。
南天を植える場合は、こまめに手入れをして、鉢の周りもきれいにしておきましょう。
5-4.柊を植える
柊(ひいらぎ)を植えることも、鬼門除け・鬼門封じの方法です。
柊は、南天と同じように赤い実をつけ、トゲがあるため、邪気を払う植物と言われています。
鬼門に植えると効果があるとされており、弱ったり枯れた場合は取り換えましょう。
5-5.神社でもらったお札を貼る
神社で購入した鬼門除けのお札を貼ることも、効果的な鬼門除け・鬼門封じの方法です。
鬼門除けや方位除けのお札を貼れば、凶悪なエネルギーから逃れることができます。
また、不安な方は、神社で厄除けをしてもらってもいいでしょう。
厄除けと鬼門除けのお札を貼ることで、より高い効果が期待できます。
ただし、厄除けをしても、日頃から鬼門除け・鬼門封じをしていないと、効果も続きません。
5-6.猿の置物を置く
鬼門除け・鬼門封じで覚えておきたい方法として、猿の置物を置くこともあります。
猿は、十二支干支で南西(未申)の方向なので、置物を北東の鬼門に置くと、鬼を退治してくれるのです。
昔から、猿の置物は、鬼門の災いから守ってくれるものと言われています。
実は、猿が鬼を退治する言い伝えが、桃太郎の物語のもとになっているのです。
自宅に猿の置物がある場合は、鬼門の場所に置いてみましょう。
5-7.照明を明るくする
照明を明るくすることも、鬼門除け・鬼門封じの方法として覚えておきたいものです。
玄関が鬼門にある場合は、明るい照明に取り換えましょう。
マイナスのエネルギーは暗い場所を好むとされているため、明るい照明に換えることで、邪気を払うことができます。
玄関は暖色系の照明が多いですが、明るめに変更することも鬼門除け・鬼門封じの方法です。
5-8.鏡で鬼門除けをする
鬼門除け・鬼門封じで覚えておきたい方法として、鏡を使う方法があります。
鏡は、プラスエネルギーもマイナスエネルギーも跳ね返すとされるため、置く場所がとても重要です。
玄関真正面に鏡を置くと両方のエネルギーを跳ね返すので、真正面は避けましょう。
玄関の右側に置くと地位や名誉、左側は金運がアップすると言われています。
ただし、両方を得ようと考えて2つ置くのはいけませんので注意してください。
また、凸面の鏡はマイナスエネルギーを吸収すると言われていますので、鬼門に置くことで邪気を払うことができます。
5-9.窓や扉を開けっぱなしにしない
鬼門除け・鬼門封じの方法の1つが、窓や扉を開けっぱなしにしないことです。
換気として一時的に開ける分は問題ありませんが、開けたままにしておくと、マイナスエネルギーが入りやすくなります。
ドアが開いたままだと、入ってきたマイナスエネルギーが、家の中を巡ってしまうでしょう。
鬼門や裏鬼門に窓や扉がある場合は、開けっぱなしにならないように気をつけてください。
6.鬼門に関する注意点
鬼門や裏鬼門に対して神経質になりすぎるのは、よくありません。
誰もがトラブルに巻き込まれるわけではありませんし、NGなことをしていても幸せになる人はたくさんいるためです。
以下は、鬼門や裏鬼門に関する3つの注意点になります。
- 間取りが難しいのでこだわりすぎはNG
- 鬼門や裏鬼門で必ずトラブルが起きるわけではない
- 参考程度に留め神経質になりすぎない
それぞれ、確認していきましょう。
6-1.間取りが難しいのでこだわりすぎはNG
鬼門に関する注意点の1つが、間取りが難しいためこだわりすぎないことです。
キッチンやトイレ、浴室、玄関、大きな窓などが、鬼門に位置しないようにするのは非常に難しいと言えます。
あまりに、鬼門や裏鬼門を意識してしまうと、条件をクリアする物件が見つからないでしょう。
鬼門や裏鬼門にこだわりすぎると、注文住宅でもクリアすることは難しくなります。
間取りが難しくなるため、多少は妥協して、鬼門除け・鬼門封じで対策をとるようにしましょう。
6-2.鬼門や裏鬼門で必ずトラブルが起きるわけではない
鬼門や裏鬼門に、三備や窓があったとしても、必ずトラブルが起きるわけではありません。
マイナスのエネルギーが溜まり、運気が下がることで、さまざまな影響が出ると言われていますが、人によります。
鬼門や裏鬼門に設けてはいけない部屋やスペースがあっても、良いこともたくさんあるものです。
影響を受ける人もいれば、そうでない人もいるため、必ず何らかのトラブルが起きるわけではないことを覚えておきましょう。
6-3.参考程度に留め神経質になりすぎない
ここまで紹介した、鬼門や裏鬼門に関する内容は、参考程度に留めることが大事です。
なぜなら、NGとされる行為をしても幸せになる人はたくさんいます。
人により影響は異なるため、変に神経質になりすぎないことが大切です。
神経質になりすぎると、ストレスを感じ、体調を崩す原因にもなります。
鬼門や裏鬼門に関することは、間取り決めの参考の1つとして捉えましょう。
まとめ
今回は、鬼門や裏鬼門でやってはいけないことや鬼門除け・鬼門封じの主な方法について紹介しました。
あらためて、大切なポイントをまとめると、以下4点が挙げられます。
- 鬼門は北東、裏鬼門は南西、どちらもマイナスエネルギーの通り道
- 鬼門や裏鬼門にはキッチンや浴室、玄関などNGな部屋・スペースが多い
- ただし、鬼門除けや鬼門封じの方法がたくさんあるので安心
- あくまでも1つの参考として捉え、神経質になりすぎないことが大事
鬼門や裏鬼門が気になる方は、ここで紹介した内容を参考にして、物件選びや間取り変更をしてください。
ただし、鬼門や裏鬼門は絶対ではありませんので、神経質になりすぎないよう、くれぐれも注意してください。